精子提供プログラム
精子提供プログラム
精子提供プログラムとは、精子ドナーから精子の提供を受けて、奥様(女性)の卵子と提供精子とで体外受精を行い、奥様(女性)の子宮に受精卵(胚)を移植することで、奥様(女性)がご自身で妊娠、出産され、お子さんを授かるプログラムです。
卵子と子宮の両方とも、妊娠、出産に問題なし。
精子が妊娠に適していない。
受精卵の移植をした奥様(女性)自身が、妊娠して、お子さんを出産します。
人工授精も可能です。
精子提供プログラムは、男性側に不妊の原因があり、精子が妊娠に適さない場合に利用できるプログラムです。
奥様(女性)の卵子と、提供された精子とで体外受精を行い、受精卵を奥様(女性)の子宮に移植して、奥様(女性)が妊娠、出産します。
体外受精でなく、人工授精での治療も可能です。
奥様(女性)自身が出産されますので、お子さんはご夫妻の「実子」として戸籍の登録がなされます。
精子ドナー登録機関を通さずに、ご依頼者の方のご家族やお知り合いの方から精子を提供していただくことも可能です。
精子提供プログラムでは、奥様(女性)自身の卵子と精子ドナーから提供された精子を用いるため、奥様(女性)の遺伝子と精子ドナーの遺伝子が引き継がれます。
ご主人(男性)の遺伝子は引き継ぐことはできません。
<引き継ぐ遺伝子>
・奥様(女性)の遺伝子
・精子ドナーの遺伝子
奥様(女性)自身の卵子で妊娠、出産をするプログラムのため、奥様(女性)の遺伝子をお子さんに引き継ぐことができます。
精子提供プログラムでお子さんを授かった場合、ご夫妻のお子さんは法律上2人の実子として、戸籍登録がなされます。
母親である奥様(女性)の遺伝子のみを引き継ぎますが、奥様(女性)が妊娠、出産されますので、お生まれになったお子さんは2人の実子として戸籍の登録がされます。
婚姻関係を結んでいないカップルの場合でも、カップルの女性が出産するため、お子さんは女性の実子として戸籍が登録されます。
その後、カップルの父親が実父として認知手続きをすることで、法律上においても親子関係を結ぶことができます。
ご心配やご不安な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
男性不妊と診断された方でも、顕微授精(ICSI)によりご自身の精子によって体外受精が成功する場合もあります。
顕微授精とは、極細のガラス菅に精子を1個だけ吸引し、卵子の細胞質内に注入する方法です。詳しくはお問い合わせください。
男性側が理由となる不妊症を男性不妊症といいます。
子作りを始めて、1年間継続しても自然妊娠に至らない場合、不妊症にあたり、さまざまな要因によって不妊症は起こりますが、男性側が関わっている不妊症は、WHOの調査によって、48%にも上ることが分かっています。
男性側にのみ原因があるものについても、24%と、約4分1の割合もあります。
男性の不妊症には、無精子症などの疾患が原因の場合もありますが、加齢も大きく影響します。
男性不妊の理由としては、大別して「造精機能障害」、「性機能障害」、「精路閉塞障害」、「副性器機能異常」が存在します。
男性不妊症は大きく分けると以下の4つがあります。
・造精機能障害
・性機能障害
・精路閉塞障害
・副性器機能異常
疾患や先天性の理由による精巣の機能異常や、炎症などで精子の通り道が塞がれてしまい、精子が精液に含まれにくくなるなど、さまざまな理由で男性不妊症は起こります。
また、性機能障害など、精液や精子の形成自体に問題はなくとも、受精することが難しい場合もあります。
男性不妊の原因は、精液検査や超音波検査、血液検査などを用いて、原因の特定を目指しますが、特定が難しい場合も少なくありません。
原因の特定と改善が難しい場合、提供精子を利用することも、子どもを授かるための選択肢のひとつだといえるでしょう。
J babyでは、ご依頼者の方が安心して精子提供プログラムを受けられるような環境と情報を提供しております。
クリニックの医師や専門家と協力することにより、ご依頼者の方、一人一人にあった最も効率的で低予算に抑えたプログラムを提案し、すべての過程を無事に終了できるようにお手伝いさせていただきます。
ご不安やご心配がございましたら、お気軽にスタッフへご相談ください。
J babyでは、精子ドナー登録機関との特別なネットワークがあり、数多くの日本人ドナーの紹介が可能となっております。
すべてのドナー登録者は厳しい審査と検査を通過し、心身ともに健康であることが保証されています。
精子ドナーは、身体的な特徴から血液型、学歴や性格などから、ご依頼者の方自身でお選びいただくことができます。また、ご希望のドナーが見つかるまで、ご紹介させていただきます。
妊娠に影響する最も重要な要素として、奥様(女性)の年齢と、ご提供されるご自身の卵子の質が挙げられます。
卵子そのものの質がよくなければ、受精に至らず、もし、受精に至ったとしても、受精卵として健康に成長していくことが難しくなります。
奥様(女性)の卵子を精子ドナーの精子とで体外受精を行った後、培養した受精卵の中から最も質の良い受精卵(胚)を代理母に移植することによって、妊娠の可能性を最大限に向上させています。
精子提供プログラムでは、ご依頼者の方と精子ドナー、そして医師との信頼関係が大切です。
J babyは、プログラムを円滑に進める為の重要な鍵となり、ご依頼者の方が不安なく過ごせるように、そして安心してお子さんを迎えられるようにサポートを行います。
ロサンゼルス滞在中は、J babyの日本人スタッフがさまざまなお手伝いをさせていただき、ご依頼者の方がストレス無く治療を受けられるように手配させていただきます。
精子提供プログラムを利用される際の具体的な流れをご紹介します。
一般的なケースであり、ご依頼者の方のケースによって、詳細が異なる場合があります。
※ 余剰胚がある場合は凍結保存し、妊娠するまでStep5の移植を繰り返すことが出来ます。
精子提供プログラムにおいての成功率は、奥様(女性)のご年齢と、奥様(女性)ご自身の卵子の質によって大きく異なります。
ご自身の卵子についてチェックしたい場合など、気になることがございましたらお気軽にお問い合わせください。
精子提供プログラム費用は、おおよそ$43,000~/636万円~($1=148円計算)です。
ただし、ご依頼者の方のケースに合わせて、詳細な金額は異なります。
*注意事項
・実際の為替レートはご依頼者が費用を振り込まれる日にちと銀行によって変わります。
・すべての費用とお支払いはUSドルにて計算されます。
・すべての費用と支払い項目は一般的な例で、実際に掛かる費用とは異なります。
・すべての医療費は1回の採卵サイクルと1回の受精卵(胚)移植に掛かる費用が含まれています。
・費用はプログラムの進行状況により数回に分けてお支払いいただきます。
・オプションは治療プログラムと合わせてご利用いただく必要があります。
・それぞれの具体的な内訳と料金については個々の治療プラン作成後、ご説明させていただきます。
・クリニックからの治療明細と薬の領収書のコピーは、すべてご依頼者にお渡しします。
・それぞれの費用には航空運賃とホテル代は含まれていません。
・空港への送迎はロサンゼルス国際空港、もしくはロサンゼルカウンティー内の空港のみです。
・航空券とホテルはご依頼者ご自身で手配するか、弊社にお任せいただくかお選びいただけます。それぞれの料金は変動しますので、詳しい治療プランと日程が決まってからご相談させていただきます。
プログラムをお申し込みの際に、健康状態や今までの病歴、ご希望の治療内容などを詳しくお伺いさせて頂いた後、ご依頼者の一人一人にあった治療プランと更に具体的な費用の目安を提示させていただきます。
お申し込みやご質問などは「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。