同性のカップル プログラム一覧 – 同性のカップルに提供する主な治療プログラムをご紹介します。
男性同士のカップル
卵子提供+代理出産プログラム
卵子提供+代理出産プログラムとはエッグドナー(卵子ドナー)から卵子の提供を受け、カップルのどちらか一方の精子と体外受精を行い、受精卵を代理母に移植する方法です。
〇 代理母が妊娠と出産をします。(エッグトナーと代理母はそれぞれ別々の方です。)
〇 生まれてくるお子さんには精子を使用した方の遺伝子のみが受け継がれます。
女性同士のカップル
精子提供プログラム
精子提供プログラムとは精子ドナーから精子の提供を受け、カップルのどちらか一方の卵子と体外受精を行い、受精卵をご自身、またはパートナーに移植する方法です。人工授精も可能です。
〇 カップルのどちらかが妊娠と出産をします。
〇 生まれてくるお子さんには卵子を使用した方の遺伝子のみが受け継がれます。
着床前診断プログラム
着床前診断プログラムとは体外受精の後、移植をする前に受精卵の細胞の一部を取り出して、染色体や遺伝子に異常がみられないか検査を行うことです。染色体や遺伝子に異常が見られる受精卵を取り除き、質の良い健康な受精卵のみを移植します。
ダウン症などの染色体の異常や遺伝病の発見が可能です。習慣性流産に悩まされている方にも効果的な治療法の一つです。
男女産み分けプログラム
男女産み分けプログラムとは着床前診断を行う際、染色体によってそれぞれの受精卵の性別を分別し、ご希望の性別を産み分けることです。男の子が欲しい場合は男の子の染色体(XY染色体)をもつ受精卵のみを移植し、女の子が欲しい場合は女の子の染色体(XX染色体)をもつ受精卵のみを移植します。希望する性別が生まれてくる確率は99.9%です。
HIVプログラム
HIVプログラムとはHIV(エイズウィルス)に感染した男性の精液からHIVを除去し、安全な精子のみを取り出すことです。クリーニング後の精子は人工授精、または体外受精によって受精され、母も子もHIVに感染することなく、安心して妊娠と出産が迎えるられます。
既に何千人のHIV感染者がこのプログラムを利用し、母や子がHIVに感染したという報告は1件もありません